エースホールディングス
株式会社設立のご挨拶

令和2年7月にエース設計産業株式会社の100%持株会社として、エースホールディングス株式会社を設立いたしました。これもひとえに、日頃より一方ならぬご愛顧を賜りますお客様、多大なるご支援を下さいます関係先様、そして一丸となって頑張ってこられた従業員の皆様のおかげによるものと、厚く御礼申し上げます。
子会社であるエース設計産業株式会社は、昭和51年に大阪市の天満橋を本拠に、機械設計の専門会社として設立されました。設計業界の「エース」となる事を由来として命名され、お客様からの信頼に応えることを信条として、モノづくりの現場で必要とされる生産設備機械の設計業務を通じて、産業界の進展と大量生産を必要とする現代社会の発展に貢献して参りました。

また、「人材の育成と企業体質の強化」を経営理念とし、お客様に代わって図面を描くだけでなく、お客様やエンドユーザーの生産構想に関わることのできる頭脳集団の育成に力を注いで参りました。そしてこの度、企業体質の強化という理念を実現するべく、エースホールディングス株式会社を設立する運びとなりました。
資本と経営の分離を実施し、事業の経営については積極的に役員や従業員の方に権限委譲出来る体制を造ることで活躍の場を広げ、より強固な組織づくりと迅速な意思決定の体現化を致しました。
機械設計の専門会社として、永年に亘り継承してきた技術力や培ってきた設計ノウハウに加え、電気設計や制御設計、シミュレーション設計を取り入れる事で、新しい形の総合エンジニアリング会社へと変容し、これまで以上の産業界への貢献に挑戦していくエース設計産業株式会社を資本の面から全力で支え、全てのステークホルダーとの幸せの共有を目指してまいる所存です。
今後ともエース設計産業株式会社ともども、エースホールディングス株式会社へのより一層のご支援と御鞭撻を賜ります様、宜しくお願い申し上げます。

エースホールディングス株式会社
 代表取締役社長

エース設計産業株式会社
 取締役

西澤 俊光

会社概要

社名 エースホールディングス株式会社
所在地 〒540-0031  大阪市中央区北浜東4-33 北浜ネクスビル17階MAP
エース設計産業株式会社内
TEL 06-6945-7088(代)/
FAX 06-6945-7077
設立 令和2年7月27日
資本金 5,000,000円
役員 代表取締役社長 西澤俊光
取引銀行 三菱UFJ銀行 天神橋支店
京都銀行 大阪営業所

歴史

エース設計産業株式会社は、昭和51年に大阪市北区天満を本拠とし、創業者西澤實の元、亀井稔二・池廣真徳・井上英則の4名によって興されました。アーム式ドラフターを使用した設計業務からの始動であったが、旧知の同業会社の支援もあり、3年後には従業員数も23名となり事業が軌道に乗り始めました。その後、産業界の自動化や省力化の大きな流れや、設計業務のアウトソーシングという考えが根付き始めたことを背景に、高度経済成長の終焉後もなお盛んであった重厚長大型産業を中心に業務が拡大していくこととなりました。

昭和61年には、1990年代以降に普及する当時まだ高価であった3台のCADシステムを導入。

平成の時代に入り、津山出張所(後に津山事業所に改称)の開設や、3度目の資本金の増資による本格的なCADの導入など、設計業務のソフト化と多角化を推進。その後、バブル経済崩壊の影響を受けるも、これまでに築いてきた信頼によるリピートオーダーをはじめ、ITの普及で電装分野や半導体分野の設計依頼が増え始め、業績を持ち直しました。

平成5年には、西澤實の信条である人材育成と技術開発事業を目的として、㈱エース技術研究所を設立し、人材育成事業として専門学校を開校するも、深刻な少子化が進み平成23年に清算することとなる。

しかし、本業である設計業では、平成15年に3次元CADを導入。自動車・FPD関連等の製品設計の受注も増加し、従業員数は100名を超えるまでとなりました。

平成18年には、設立30周年を迎えるとともに、京滋方面から福井・北陸方面への事業拠点として京都事業所を開設。

平成23年、代表取締役社長に亀井稔二が就任し、技能検定制度の導入や資格取得の推奨などの技術力向上に注力し、現在の研修制度の基盤を造りました。また、リーマンショック後の業績低迷期を、新規開拓等の営業努力によって乗り切る事ができました。

平成25年には西澤俊光が代表取締役社長へ就任し、事業拡大のために本社を現在の北浜ネクスビルに移転。人材の育成と企業体質の強化を経営方針に掲げ、従業員の遣り甲斐や誇りを持って働ける環境づくりに専心。同時に井上英則が副社長に就任。技術部門を統括し、設立当初からの経験と実績により、第40期の従業員数200名・売上18.6億円の規模にまで牽引しました。

令和の幕開けと共に、大阪本社と津山事業所との中間地点に立地し、阪神地区から中国地方への重要な事業拠点の役割を担うべく姫路事業所を開設。

令和2年7月にエースホールディングス株式会社が設立され、資本と経営の分離が図られる。

令和3年6月、生え抜きとして積み上げてきた実績と先見の明の才より、事業の経営を託された馬渕智幸が、代表取締役社長に就任。 エースホールディングス(株)の事業会社として、250名の従業員と共に歩み始める。